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アクア歯科クリニック

MUH Shield

ムーシールド

就寝時くわえるだけ!
子供の受け口矯正 ムーシールド

マウスピースで受け口の早期治療が可能に!
負担が少なく早く治してあげたい受け口の治療におすすめです

出っ歯とは下の歯が上の歯より前に出る「受け口」(反対咬合)のことです。不正咬合の一つで、3歳児健診などで気づいても、歯科からは「しばらく様子をみましょう」と言われ、戸惑う親も少なくありません。最近は、マウスピース型の装置を就寝時に装着するだけで、幼い子の負担が少ない治療が普及し、早期治療が可能になってきました。
口腔周囲の筋肉の不調和が不正咬合を作りあげているため、その筋機能をムーシールドにてトレーニングすることによって正常なかみ合わせに誘導できます。

  • アクア歯科クリニック
    ムーシールド装着イメージ
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    ブラケット矯正

 

長男の歯が生えてきたのが、なんと生後2ヶ月の頃、「歯医者の息子だから?」なんて冗談を言っていました。その後徐々に乳歯が生えてきた頃あることに気づきました。
「あれっ?この子受け口…。」
なんてこと!!と思いました。受け口の治療はどのようなものがあるのかという知識はあったものの、ではどのような治療がベストなのか、子供に負担が少なく、早く、結果がしっかり出るのかわかりませんでした。とりあえず3歳までは様子を見たもののやはり受け口が治ることはもちろんありませんでした。その間に色々な受け口の治療を勉強し直しました。そこでベストな治療と思ったのがこのムーシールドでした。顎を切ったり、強制的に歯を押し込んだりする矯正とは違い、受け口の原因になっている口の周りの筋肉の訓練をし、正常なかみ合わせにする矯正。受け口の原因を理解している私としては理にかなっている治療であると思いました。
子供にはしっかりと理解をさせるために、じっくり話合いました。協力が得られそうな時期にこのムーシールドを開始しました。最初は嫌がったり、朝起きたら装置が入ってなかったりと、トラブルがあったり本人が落ち込んだりとありました。しかし1ヶ月もするとお口の中に朝までしっかりと入っているようになりました。また2ヶ月後には受け口のため、前歯同士が噛み合わなかったのが前歯同士がぶつかるようになり、本人も効果を感じたようで、
「ママ!前歯が噛んで噛みやすくなった!」
と嬉しそうに報告してくれました。モチベーションも上がり、順調に治療が進み受け口を治しました。
この治療を使用できる年齢は限られているため、タイミングを逃さないように当医院では検診でいらしている患者さんや、お困りの方にご提案をさせていただいております。

マウスピース矯正【ムーシールド】をおすすめする6つの理由

1. マウスピース型で装置のコンプレックスがない

ムーシールドは、就寝時にお口にはめるだけの装置です。この装置をお口に入れることに慣れてしまえば、誰にも知られずに受け口が治せます。装置を入れることに抵抗のある場合でも安心です。

2. 受け口の原因である筋機能の改善

大きくなってしまった下顎を押さえつけたり切ったり、小さな上顎を引っ張り出すような、対症療法ではなく、原因になっている筋肉をトレーニングすることによって治す根本療法であるので、体に無理がなく正常に顎を発達させることができます。

3. 痛みがない

この装置は歯を動かしたり、押さえつけたりするものではなく、お口の周囲の筋肉のコントロールをする装置のため、痛みはありません。不均等にしてしまっている筋肉を排除することによって正常なかみ合わせにするので痛みがなく安心です。

4. 永久歯になってからの矯正よりも安価でできる

永久歯が生え変わってからの受け口の治療はムーシールド矯正より、材料費や技術料が高価になってしまいます。そのため矯正料もムーシールドよりも高価になります。月々の部分的な装置の交換もあるため、月々の管理料も発生してしまいますが、このムーシールドは管理費もかかりません。そのため、安価での矯正料金での治療が可能となります。受け口の治療が終了し、受け口は治ったが、ガタガタの歯並びも治したい場合、永久歯が生え揃った後の装置の矯正を行えます。その場合、歯につける装置の矯正の金額はほぼ差額のみで行えます。

5. 矯正の期間が短い

通常しっかりとムーシールドを就寝時~朝起きるまで装着していた場合、1年で矯正の期間が終了します。見かけ上は4ヶ月で治る場合もありますし、症例にもよっては2年と長い場合もあったり、矯正の後戻りや、筋肉のバランスにもよりますが、平均して1年とお考えください。それでも通常の矯正より短い期間での矯正が可能です。

6. 安心!経過を観察

当医院では歯並びを毎月写真撮影するほか、虫歯のチェック、汚れを染めだし後仕上げ磨き、フッ素塗布とトータルで管理を行っております。その都度悩みがあったり、聞きたいとこがあったりした場合でも気軽に相談できる環境です。医院によってはムーシールドを渡したまま、ということは珍しくありませんが、当医院では責任をもって経過を観察し、治るまで責任持って診させていただいております。

ムーシールド矯正の治療の流れ

【1】無料相談

まずお口の悩みをお聞きします。歯並び・かみ合わせに関する疑問、治療に対する不安をお聞かせください。どの矯正が一番良いかご提案致します。


【2】診断
アクア歯科クリニック

顔写真、口腔内写真を撮ります。これらの資料を元に矯正装置のサイズを準備いたします。
術前の資料を毎月来院時に確認し、変化を確認できるように準備しておきます。


【3】装着・説明

装置を実際に装着します。装着の方法や時間、取り扱いについてわかりやすく説明致します。最初は慣れないので不安だと思いますが、徐々に皆慣れていくので心配ありません。


【4】メインテナンス(1ヶ月ごと)
アクア歯科クリニック

お口の中の、清掃状態を確認し、汚れを染め出してから仕上げ磨きをします。毎月のメインテナンスでは、口腔内写真を撮影し、変化を確認致します。また使用状況を毎月確認し、装置や、装着時間等に問題がないかも確認します。少しずつ変化をしていく歯並びで効果を確認できます。最後はフッ素で虫歯予防をしていきます。

Q & A

Q.反対咬合って、自然に治るでしょうか?

A.永久歯が生える時、自然に治ることがあります。ただし、かなり少数例です。反対になっている下の歯が、5~6本。逆の噛み合わせが深い。近親に反対咬合の人がいる。これらの場合、自然に治る可能性は極めて少ないと考えて良いでしょう。


Q.永久歯が生えるまで、様子見を勧められましたけど?

A.「…大丈夫ですか?」というご質問をよく戴きます。自然に治る場合もあります。しかし、それはかなり少数です。ご相談できる歯医者に診て貰い、セカンドオピニオン(意見)を求める事を、お勧めします。私達は大半の方に、早期初期治療が必要と考えています。


Q.反対咬合って、治した方が良いの?

A.不正咬合であるから成長発育が遅れるという事は基本的にありません。しかし、サ行、タ行の発音に、特徴的な舌足らずの喋り方になる。食べ方がワニのようだ。という様な特徴が現れる事があります。喋り方にも食べ方にも問題が現れます。しかし、私達が治療を勧める第一の理由は、審美的な理由です。反対咬合特有の顔貌に劣等感を感じる事があります。心の負担を軽くし、生活の質の向上が目標です。


Q.早く治した方が良いの?

A.噛み合わせを逆のままにしておくと、下顎骨が過成長し易い状態が続きます。下顎骨が取り返しのつかない程、大きくなってしまう前に、逆の噛み合わせは治しておくべきです。早ければ早いほど、ご本人の負担は軽くて済むと思います。年齢が高くなると治療法の選択肢が狭くなります。過成長し、大きくなってしまった「下顎骨を切断して縮める」という手術法も、選択肢に上がってきます。


Q.どうして反対咬合になるの?

A.口には多くの筋肉が整然と並び、機能しています。舌は、代表的な筋肉の固まりです。綺麗な歯並びの人の舌は、嚥下(飲み込む)する時、上顎を押さえつける様にぴったりと収まります。しかし、反対咬合の人は、上顎には着きません。嚥下の都度、舌は下顎を前方に押します。従って、上顎は小さく、下顎は大きくなってしまうと考えられます。すなわち、口腔周囲の筋肉が正しく機能しないと、不正咬合になるという事です。


Q.どうやって治すの?

A.永筋機能のアンバランスが不正咬合を造ります。バランスを整え、調和を取り戻せば不正咬合は回復します。反対咬合の原因の一つは、舌が低い位置で機能している事です。ですから治療目標は、まず舌を拳上して、上げることです。その様にバランスを取り戻す器具が、機能的顎矯正装置ムーシールドです。就寝中使用します。取り外しが出来る装置ですから、上手く使えなかったり、諸条件によっては期待する効果を得られない事もあります。主治医に充分相談の上、ムーシールドを使う事をお勧めします。


Q.一度治したら、もう大丈夫?

A.ムーシールド治療法は、大抵の場合およそ1年間を目標に治療します。一度治したら、「もう大丈夫」という人が大半です。しかし成長がスパートする頃、再治療を必要とする場合があります。定期検診は重要です。女子は15~16歳。男子は17~18歳まで成長します。その頃まで定期検診を続けることが理想です。


Q.反対咬合は遺伝する?

A.反対咬合は遺伝します。顔形は、ご両親に似ます。残念ながら反対咬合の家系があります。しかし早めに対処することで、かなり改善できると考えています。いずれにせよ遺伝の有る無しに関わらず、早めに受診する事をお勧めします。